現役大学生です。僕も主人公の功一君と同じ自転車が趣味で各地をツーリングしています。けど、功一君のように北海道を何日もかけてツーリングをするという壮大な経験はありません。いつかそんな経験をしてみたいと、この物語を読んで痛感しました。この物語は実話がベースになっているかどうかわかりませんが、もし実際の体験がもとになっているなら羨ましい限りです。そのうえ、ツーリングの資金稼ぎに過酷な酪農のバイトをやるなんて、僕には到底できません。この本を読みながら、自分も北海道を旅行しているような爽快な気分になりました。